産後入院中の母子同室!メリットとデメリットについて

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はじめに

こんにちは、みの丸です。

最近は、出産後完全母子同室の方針の病院が多いですよね。

正直しんどい…と感じることも多いですが、実はとても貴重な時間です。

産後の体で慣れない育児に四苦八苦するのは本当に大変ですが、この経験で退院後の育児生活にスムーズに馴染めると思います。

私の個人的な経験上、デメリットよりもメリットの方が遥かに大きかったです。

この記事では、産後母子同室のメリット・デメリットについて書いていきます。

  • 初めての妊娠中で、産後の入院生活のイメージが湧かない
  • 産まれてすぐの母子同室に不安を感じる

という方の参考になれば、と思います。

母子同室のメリット

看護師さんに手取り足取り教えてもらえる

これが1番大きなメリットだと思います。初めての育児で右も左もわからない中、抱っこの仕方、おむつの替え方、沐浴の仕方、授乳の仕方、ミルクの作り方、あやし方、全部教えてもらえます。

1人でいっぱいいっぱいになったらナースコール1つで助けに来てくれる、救世主のような存在です。

更に、母子同室といえど、しんどい時は看護師さんに赤ちゃんを預かってもらえます。

預けることに罪悪感を感じる方もいらっしゃいますが、入院中の特権と思って、遠慮なく甘えましょう。

母乳が出やすくなる

母乳育児に欠かせないのが頻回(ひんかい)授乳。頻繁に乳頭刺激があることで母乳はよく出るようになります。

母乳育児が軌道に乗るには時間がかかりますが、毎日繰り返し頻回授乳をすることで、少しずつ母乳の出が良くなります。

母子同室だと、赤ちゃんが欲しがったらいつでも授乳をすることができるので、産後すぐから頻回授乳を行うことができます。

乳腺炎予防

母子同室で頻回授乳を行うことで、母乳が乳腺に詰まって炎症を起こす、「乳腺炎」を予防できます。

私の経験になりますが、長男を産んだとき帝王切開だったため、初めて授乳できたのは出産2日目(出産日が0日目)でした。

出産から約2日授乳していなかったためか、出産3日目辺りでがっつり乳腺炎になってしまいました。

乳腺炎になると、発熱し、おっぱいが赤くなり岩のように固く張って、歩くときの振動だけでも激痛が走ります。

看護師さんの手で詰まった母乳を絞りまくってもらい、なんとか治まりました。

乳腺炎は、長時間授乳間隔が開いたり、赤ちゃんが母乳をうまく吸えなかったりすると起こりやすくなります。

出産初日もしくは次の日から母子同室をしていれば、少なくとも授乳間隔は開かなくなるので、乳腺炎にかかりにくくなります。

赤ちゃんが病気になりにくくなる

私が出産した産婦人科の先生が、母親学級で話してくれたことなのですが、母子同室にすると、別々の場合と比べて赤ちゃんが病気になりにくくなるそうです。

その理由は、母子同室で母親と密接に触れ合うことで、母親が持つ善玉菌が赤ちゃんに移るため。

病原菌に抵抗する善玉菌を、産まれたばかりの赤ちゃんは持っていません。そのため、母親と触れ合い善玉菌を移してあげることで、母親と別室で無菌状態で過ごすよりも、病気に強くなるんだとか。

出産してすぐ赤ちゃんと母親の肌を触れ合わせる「カンガルーケア」も、善玉菌を移すのに効果的で推奨している、とのことでした。

精神の安定

これは私個人の感想で、個人差はあると思いますが、産後は赤ちゃんと一緒に過ごす方が精神的に安定しました。

帝王切開のため、産まれた息子を初めて抱けたのは出産した次の日、ベッドで横になって添い寝状態で、でした。

抱っこも授乳もままならず、まともに触れ合えるようになったのは出産2日目、母子同室はその日の夜からでした。

今思い返せばたった2日離れていただけなのですが、ふとベッドの中で、「息子のお世話なんにも出来ないな」、と思った時、猛烈に悲しくて泣いてしまいました。

息子のお世話ができないこと、抱っこできないことが本当に嫌で仕方ありませんでした。

その反動か、母子同室が始まって、初めての夜泣きと頻回授乳の洗礼を受けた時、体がどれだけしんどくても精神的にはとても満たされていました。

産後すぐの母子分離は、そのくらい母親の精神面に影響が大きいのだと思います。

その後は、退院まで毎日母子同室で過ごしましたが、しんどい、大変と思うことはあっても、悲しい、嫌だと思うことはありませんでした。

母子同室のデメリット

体がしんどい

唯一にして最大のデメリットです。

とにかく産後は体が辛いです。その上に、授乳とおむつ替えのオンパレード、まとめて眠れない細切れ睡眠、と休む間もありません。

ただ、私は個人病院での出産で完全個室だったので、体の疲労だけがデメリットと感じました。

総合病院で複数人での相部屋だと、他の赤ちゃんの泣き声で起こされてしまう、逆に自分の赤ちゃんが他の人を起こしてしまわないか気を使う、など、違ったデメリットが出てくると思います。

しかし、メリットもデメリットも、受け止め方は人によって異なります。どのような環境が快適かは人それぞれですので、ご自身のこだわりのポイントを決めておけば、病院選びの決め手の1つになると思います。

まとめ

以上、母子同室のメリット・デメリットでした。

産後すぐの育児は本当に大変です。体力も戻らない中、いきなり1人で全部こなすのは無理な話。

何をメリットとするかは人それぞれですが、看護師さんの協力付きで育児の練習ができるお得なシステムとして、母子同室はオススメだと思います。

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