帝王切開で出産後の入院生活!後編(産後4日目~6日目)

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はじめに

こんにちは、みの丸です。

前回の続きとなる、出産4日目から出産6日目までの記録です。6日目はいよいよ退院となります。

この頃は、前編よりも傷の痛みなどの体調面が良くなっているので、退院まで穏やかに過ごせたと思います。

それでは、退院まで、もう少しだけお付き合い下さい。

入院生活

出産4日目

搾乳器の効果で夜泣きがマシになったことで、前日よりも少し楽な朝を迎えました。
乳腺炎もすっかりよくなり、母子同室にも大分慣れて、余裕がでてきました。

そしてこの日は、沐浴指導を受けました。これで、一通りの赤ちゃんのお世話指導を受け終わったことになります。

体調面では、この日、ようやくガスが出ました。おならです。
恥ずかしいですが、術後には大事なことらしく、ずっと出ていなくて看護師さんに心配されていたので、安心しました。

育児指導(沐浴)

妊娠中に、市がやっている沐浴指導を夫とともに受けたことがあるのですが、やはり人形と実際の赤ちゃんは勝手が違いました。

人形と違って泣いたり動いたりする上、更に早く済まさなければ、という焦りもあって、慌ててしまいました。(新生児は温度の変化に弱いので、服を脱がせて体を洗い、着替え終わるまでを5分で済ませるよう指導されました。)

事前に市の沐浴指導で手順を知っていたので、もたつかずに済んで良かったと思います。

沐浴をするのは、授乳スペースもある場所で男性立入禁止なので、私のみ指導を受けて、教わったやり方を退院後、私から夫に教えることになりました。

退院後は、仕事の都合にもよりますが、沐浴担当は主に夫になりました。
退院してから、授乳と抱っこのし過ぎで軽い腱鞘炎になっていたので、とても助かりました。

ガスが出た

便は出産2日目あたりから出ていたのですが、ガスがどうしても出ず、看護師さんに1日に何度も「出た?」と確認されるようになっていました。

腸は動いているはずなのに、なぜかガスが出ない。

これの何がマズイかと言うと、ガスが出ないせいでお腹がめちゃくちゃ張ります。食欲は旺盛なのに、お腹の張りのせいで食べられないほどです。

せっかく傷の痛みが治まってきたのに、前屈みにならないと歩けない位苦しかったです。

更に1番辛いのは、おしっこをする時です。

排泄時、下腹の、膀胱か子宮の辺りがぎゅーーーっと圧迫される感じがするのです。

内蔵を力一杯握り締められているような感覚に、トイレに行く度に「ぅう゛ーーーっ」と涙目になるほど呻いていました。

この日ガスが出始めたお陰で、そんな苦しみから解放されました。


この時期から、退院に向けて、少しずつ体調が整ってきました。

傷も、体勢を変えるときなどに力むと痛みますが、普段は違和感がある程度、まで回復しました。

寝不足は辛かったですが、入院中は息子を預かってくれる看護師さんがいるので、どうしても眠いときは甘えていました。

出産5日目

この日は、「抜管」をしました。これで、傷の痛みが段違いに楽になりました。

ちなみに傷を縫った糸は、溶けて無くなる素材だそうで、「抜糸」はありませんでした。

抜管

帝王切開の傷を、縫った上からホッチキスの針のようなもので止めているのですが、それを抜くことを抜管(ばっかん)といいます。

めっちゃ痛そう…とビビっていたら看護師さんから、「そんなに痛くないし、抜管したら傷の痛みも大分楽になるよー」、と言われ少し安心。

大きなピンセットで次々抜かれましたが、ほとんど痛みはなく、抜いて数時間経つと傷の痛みも和らいできてすごく楽になりました。

痛みが和らぐと授乳がすごく楽になり、授乳中に寝てしまった息子を抱いたまま、ベッドから立ち上がることまで出来るようになりました。


出産後、初めて痛みから解放されたのは本当に嬉しかったです。

ただ、傷が治るにつれて傷の回りがだんだん痒くなってきました。

ずっとテープを貼っていて蒸れることもあり、時々掻きむしりたくなるほどの痒みに、退院後もしばらく悩まされることとなりました。

出産6日目

いよいよ退院!

長いようであっという間の入院生活でした!

退院

午前中に、息子の聴覚検査と血液検査が行われました。

聴覚に異常はなく、血液検査で血液型が判明しました。

新生児の頃の血液型は、後になって変わることがあるので血液型を調べない病院もある、と聞いていたのですが、私の出産した病院では教えてくれました。

病室で夫と血液型の話で盛り上がっていると、看護師さんが息子を連れてきてくれました。

入院着ではなく、事前に預けておいた息子の服を着せてくれていて、いよいよ一緒に家に帰るんだなぁ、と実感しました。

その後、私の最後の内診と、骨密度の検査が行われました。

骨密度が少し薄くなっているので、少しずつ運動することを心がけるよう先生に言われました。

最後にお会計などの退院手続きを済ませ、めでたく帰宅することとなりました。


母子ともに異常なく、スムーズに退院できて本当に安心しました。

退院後は、実家の母が1週間手伝いに来てくれて、母が帰ると入れ替わりに夫が1週間休みを取ってくれたので、丸2週間至れり尽くせりで過ごさせてもらいました。

そのおかげで、退院後の生活にもゆっくり慣れることが出来ました。

入院中から退院後まで、周囲のサポートに感謝しきりの日々でした。

まとめ

以上、帝王切開で出産後の入院生活でした!

今振り返っても思うことは、痛いことや辛いことは沢山あったけれど、息子の可愛さは何もかも凌駕していたな、ということです。

親バカかもしれませんが、そう思えるからこそ、辛い産後も幸せな記憶として強く刻まれています。

この1週間の入院生活は、大変なことも幸せなことも沢山経験できた、本当にいい思い出となりました。

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